「トクサツガガガ(13)」 – 読んだマンガをひたすら挙げていく【79冊目】

トクサツガガガ(13)読んだもの

読んでみるトクサツガガガ 13

久しぶりにまたブログをちょこちょこと投稿しはじめたので、1年前と同じように読んだマンガのことをつらつら書き溜めていこうと思います。

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【あらすじ・ネタバレ・感想】

トクサツガガガ13巻の読み返しです。
前巻12巻の表紙はラスボス(お母ちゃん)との戦いを予感させるものでした。そして、その表紙の通り12巻ラストは、年末にお母ちゃんと会った仲村さんが自分のいない間に お母ちゃんが家に入ったことを知るというヒキ(待て次巻!)でした。

そして13巻

トクサツガガガの第13巻に収録されているエピソードは、

  • 第120話 “ 結局”
  • 第121話 これが大人
  • 第122話 信念って…?
  • 第123話 諦めないよ
  • 第124話 さぁ笑って
  • 第125話 私だけの、モノ
  • 第126話 それぞれの道
  • 第127話 私の道
  • 第128話 可能性∞
  • 第129話 君だけの物語

となっています。 なんだかポジティブなタイトルが並んでいます。前巻のヒキで冒頭はハードな展開を予感させますがなんとかいい方向に進んでいくような安心感がありますね^^

さて、その冒頭でお母ちゃんは、仲村さんの部屋から持ち出したフィギュア(※15歳以上が対象年齢の繊細な可動フィギュア)を見せながら言います。

J( ‘ー`)し.。oO( 恥ずかしいと思っているんでしょ? 自分でも。ええ年してこんなちっちゃい子がほしがるよーなモン集めて。 )

と。お母ちゃん、それ言っちゃアカンやつや。

その言葉に対して仲村さんは精一杯反論します。これまでであればしどろもどろになりながらごまかしていただけの仲村さんでしたが、新しくできた友達や知りあった人達の言葉や考えを知って学んで強くなっていたのでした。

仲村さんけっこういいことを言います。ただしお母ちゃんには通じません。

J( ‘ー`)し.。oO( ほなら、皆してこれから、30過ぎてもずっとろくでもないことしてるつもり? )

そこまで (友達のことも悪く) 言われて仲村さんは悟ります。

J(´-`).。oO( 私が、バカだった。私がいくら、理解を示したって、この人が理解しないなら、「わかり合う」なんてできない。 )

 そう悟った仲村さんは、感情が昂ぶり、強い言葉でお母ちゃんを糾弾します。そして勢いもあったのでしょうが、お母ちゃんにけっして言ってはいけない言葉を投げつけたのでした。

結局、仲村さんとお母ちゃんはその場でケンカ別れになってしまいます。ちなみに、ケンカのシーンが仲村さんが毒濁刀でお母ちゃんに斬りつける描写になるところが、トクサツガガガらしいなと思いました。

ユーモアたっぷりに描かれているオタクネタあるあるがただ面白いだけじゃなく、母と子の和解の物語だけでなく、その両方がきれいに組み合わさっているのがトクサツガガガの真骨頂であると思います。

ケンカ別れして以降、仲村さんは元気がありませんが、それでも周りの友達(吉田さんや北代さん)とまた普段どおりの生活を過ごす中で、自分の言ったこと、お母ちゃんに言われたこと、これからの自分とお母ちゃんのことを考えます。

そして、そのうちではあるけれど、お母ちゃんに連絡してまた会いに行こうと思い直す…。

そんな13巻でした。

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