「ブロッケンブラッド(3)」 – 読んだマンガをひたすら挙げていく【64冊目】

 【あらすじ・ネタバレ・感想】

塩野干支郎次先生の名作「ブロッケンブラッド」の読み返し第3巻です。

ブロッケンブラッドはここからが本番です(※あくまで個人の感想です)

各話のストーリーはお約束(テンプレ)っぽくいつもの流れ(事件→調査→解決)に固まってしまっていますが、その代りといっていいのかパロディ色が全開となりもはや元ネタをすべて把握するのは無理なんじゃないかというくらいのボリュームになっています。

第3巻の最初は、フィギュアスケートがネタになっていますが、登場するのはなぜか「キャラの立ちまくったスポーツ一家(おそらく亀田三兄弟)」が登場し、アナウンサーは「テレビ局が密着ドキュメントを放送して視聴率を荒稼ぎし…」と実況する有様から始まります。

主人公のノイシュバンシュタイン桜子ちゃん(その正体が男子高校生守流津健一であることを知るものは少ない)がバレエのレッスンを受けるエピソードでは、バレエ教室の隣で行われている社交ダンス教室に通うかっこいいサラリーマンとして杉山さんというキャラが登場します。

ただし「社交ダンス教室に通うサラリーマンの杉山さん」とは仮の姿で、本当は「ガイア杉山」だったのだ、と正体を明かします。杉山さんの髪型とガイアという二つ名から類推するとこれはおそらく俳優の江口洋介さんが元ネタじゃないかと思われますが、なんでバレエ回にわざわざ登場するのかは不明。もしかしたら元ネタじゃないのかも知れません(^^ゞ

その後も、朝の情報番組「幸せダネ」の司会者として加倉智三(扇風機の風を当てると危険)、裏番組の司会者御法田(みのりだ)さんがご登場。

日本全国の名探偵や名刑事として、国語辞典を片手に「じっちゃんの名にかけて!」というセリフつきで金◯一秀穂教授や、特命係で相棒の二人。あとは「サスペンスドラマ帝王」ならぬ「殺人事件捜査の帝王」として名刑事の船越さんとその奥さんであり松井流棒術師範でもあるエカテリーナ松井先生も登場します。この辺り、今(2018年春)とではもうパロディにできないネタなんじゃないでしょうかね(^^ゞ

ノイシュバンシュタイン桜子ちゃんあらためホーエンツォレルン楓ちゃん(その正体が男子高校生守流津健一であることを知るものは少ない)が初登場する天気予報の回では、報道番組のキャスターとして、大塚さん(名前は出ませんが明らかにそれっぽい)とアントニオ優子さん(安藤優子さんが元ネタ)、気象予報士の菱原くん(石原良純さんが元ネタ)、森野さん(森田正光さんが元ネタ)、他局で活躍している林原さん(木原実さんが元ネタ)と次から次へと登場してきます。

そして、一度登場したからにはその扱いにはストップがききません。

優子さん「少しは予報的中率トップの森野さんを見習ったらどう!?」
優子さん「的中率のノルマに届いていないのはあなただけよ!」
菱原くん「うう…すみません………」
楓ちゃん「ノルマなんてあるの!?」

とか、

林原さん「お天気への愛を込めたこの拳を受けろ森野さん!!」
林原さん「ヘクヘクヘクヘクヘクヘクヘクヘク…」 ※ジョジョのオラオラ…のパロディ

とかまぁやりたい放題です(^^ゞ

ここまででまだ第3巻の収録分でも半分くらいなのだから、その圧倒的パロディボリュームを分かっていただけますでしょうか。

ただまぁ、ブロッケンブラッドが連載されていたのは「2003年12月~2012年5月」くらいのおよそ10年間だそうなので、元ネタが2018年の今からしたら 5~15年くらい前のものになってしまってますが、これはまあ仕方ない

もともと映画が好きだったり、当時報道番組やバラエティをテレビでよく見ていた人ならきっと懐かしさとともに爆笑できるマンガです。

あんまりメジャーでもないだろうから「ブロッケンブラッド」知らなかった人はたくさんいそうですから、ぜひ一度読んでみてほしいですね、バカバカしいネタ満載ですよ^^

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