「トクサツガガガ(10)」 – 読んだマンガをひたすら挙げていく【52冊目】

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読んでみる トクサツガガガ 10

【あらすじ・ネタバレ・感想】

トクサツガガガの第10巻の読み返しです。

トクサツガガガの第10巻に収録されているエピソードは、

  • 第90話 決めポーズ
  • 第91話 真偽はいかに
  • 第92話 進め!仲村隊員!
  • 第93話 歴史の連鎖は負の連鎖?
  • 第94話 迫り来る恐怖(風邪菌)
  • 第95話 種族を飛び越えろ!
  • 第96話 世間VS.自分
  • 第97話 これぞ切磋琢磨
  • 第98話 終わらぬ苦しみ
  • 第99話 捨てよ恥

今回、個人的にスポットを当てるのは「第92話 進め!仲村隊員!」です。

以下、あらすじ。

トクサツガガガ的ストーリー展開の王道としてまずは日常シーンから「第92話 進め!仲村隊員!」のネタフリが開始されます。

会社で上司のオッサンが「おーい、コレアレしといてくれるー?」という指示出しをして周りの人がアレコレじゃなくちゃんと言えってグチるところから物語がスタート。

とはいえそれどころではなく、劇中劇「マジカライザー」の中で、ピエロットがシルバージョーカーに変身する時の画面効果のことをなんと呼ぶのかわからず悶々とする仲村さん。

すかさずサポートセンター(吉田さん)にメールもしましたが「光ってる感じの鳩がバサーって飛ぶアレ」ではさすがにサポセン(吉田さん)もなんのことか伝わらずお手上げです。

なんとか「アレ」を解明しようと決意する仲村さんは、仕事の帰りに立ち寄った家電量販店でおばあさんに「カメラのカードってどこにあるの?」と尋ねられます。

「カード」ということでおばあさんはギフトポイントのプリペイドカードを買おうとしますが、仲村さんが「多分これですよ」とSDカードを渡しておばあさんの買い物は一件落着。

口には出しませんが仲村さんは

(こーやって甘やかしてしまうから、アレアレ人が増えてしまうというに…)

と少しげんなり。

一方のおばあさんは仲村さんに感謝しつつ「カメラがフィルムだった時はこんなのいらなかったし…勝手が違ってちっともわかんないんだもの!」と話します。

「自主的に説明書をなどを見てですね…」といいつつ、おばあさんの「フィルム」という言葉に反応し「ん…?」となにかに気づいた仲村さん。

直後「!!」ってなって「仲村さんのアレ」がなんだったのかを知るためのキーワードを見出し、無事「出たーッ!!」っと「アレの正体」を知ることができました。

で、仲村さんは気づきます。

「わかってればすぐ検索できたのにーッ」
「っていうか、私の言ってること…丸っきりこのおばあさんと一緒やん…」

普段からある程度親しんでいればまだついていけるけど、概念がまるっと変わってしまうと答えにたどり着けなくなってしまうんだ、と実感した仲村さんは

「あたりまえに思うことでも、いいよって、教えるべきなのかもなぁ」

という教訓と「仲村さんのアレ」の真相をつきとめ、日常を取り戻したのでした、めでたしめでたし^^

とはならずにここからがオチ!

何故、人は自分の記憶力を過信してしまうのか… 忘れないだろうと思っていた検索キーワードをド忘れし、仲村さんはまた「仲村さんのアレ」を思い出す探検に出るのでした(;^_^A

…とまあ、あらすじといいつつほぼ冒頭からオチまでほぼ書いてしまいましたが、なぜこのお話にスポットを当てたかといいますと、

「検索履歴を見ればいいやん!」

と思えてしかたがないからです^^

もちろん、そんなんじゃ面白くないことは分かります、分かりますよ。一度、「ああ、アレね」と理解したことをド忘れして「あれなんだっけ…」となることはほんとあるあるネタで、身に覚えがあるからこそ共感できておもしろい秀逸なオチなのですが、でも言いたい。

「検索履歴を見ればいいやん!」と(^^ゞ

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