読んでみる 決してマネしないでください。 1巻
【あらすじ・ネタバレ・感想】
初読みです。Renta!のお試し無料で1巻だけ読みました。
初めて読みましたが、これはまた面白いマンガと出会ってしまったという感じです^^
舞台はどこかの理系大学(大学名どこかにでてたかな?)
あらすじとしては、理論物理学の高科研究室のゼミ生の掛田君は学食の飯島さんと仲良くなりたいのだけれど、女性と話したことがほとんどない理系男子なのでなかなかうまくいきません。
そこで、ゼミの先生高科教授、外国人留学生テレス君、工学部の有栖君、医者の白石先生を巻き込んであれこれ奮闘するんです。
その奮闘というのが、話すきっかけづくりに一緒に実験したり、歴史上の科学者の偉業を勉強したりといかにも理系に特化していて、それでもってその内容が読んでいてとっても勉強になるという。
1巻に収録されているエピソードは
- Q1. スタントマンはなぜ炎にまかれても平気なのか?
- Q2. 人類はなぜご飯を食べる前に手を洗うのか?
- Q3. 字も書けない青年はどうやって名医になったのか?
- Q4. 切れた蛍光灯を灯すにはどうすれいいのか?
- Q5. 科学者にとって最もホラーな出来事とは?
- Q6. なぜ2月は28日しかないのか?
どうでしょう? 各話のタイトル見ると、読んでなくてもなんとなく何やってるか伝わりますか^^
「Q3. 字も書けない青年はどうやって名医になったのか?」あたりが、なんだかいい話だなって感じさせますが、いやいや内容やばかったです(;^_^A
実験に関してもまじめな感じではなく、学食の飯島さんが興味を持てるような、そう「米村でんじろうおもしろサイエンスショー」みたいな感じになっています。
実験や科学談義だけでなく、理系あるある(?)なネタも満載。
- iPad(MacbookもOK)のAC電源は瓶ビールの栓抜きになる
- 理系ではカップルの事を「化合物」と呼ぶ
- 気候変動を研究している人からすると10年くらいは誤差
- 地質の研究をしている人からすると1000年くらいは誤差
- 銀河の研究をしている人からすると10000年くらいは誤差
- だから、掛田君と飯島さんは3~4歳差だけど、年の差は大きくない
などなど、勉強になりつつクスリと笑うこともできる、とにかく読んでいておもしろいマンガです。
余談ですが「決してマネしないでください。」を読んでいたら「動物のお医者さん」を思い出しました^^ あちらは獣医学でこちらは工学・物理学と同じ理系でも学問ジャンルは違えど、作品の雰囲気はなんか似てる気がしますね。他にもそういう感想持っている人結構いそう^^
「惑わない星」だったら学問ジャンルとしてはもっと近い感じですけど、あちらは勉強要素に対してはほんのちょっとまじめに取り組んでますかね。
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