読んでみる トクサツガガガ 3
【あらすじ・ネタバレ・感想】
トクサツガガガの第3巻の読み返しです。
3巻の表紙は、任侠さんのお店で食玩を開ける仲村さん。目当てのキャラが当たったのかはわかりませんが、いつもと違う表情がかわいらしくて個人的に好きな表紙のひとつです。というかちょっと顔の感じが違うようにも見えますが(;^_^A)
トクサツガガガの第3巻に収録されているエピソードは、
- 第20話 気にしないといわれても…
- 第21話 仲村城への侵入者
- 第22話 匠の技
- 第23話 涙を拭いたら、勇気満タン!
- 第24話 映画の楽しみ方
- 第25話 特殊撮影技術の継承者
- 第26話 懐古怪人、襲来!
- 第27話 秘密基地から出勤!
- 第28話 面白いもの、みられますよ!
- 第29話 目障りなのよ!
となっております。
「第20話 気にしないといわれても…」は「大なわとびで『今!』って言ってくるヤツいるけど『今!』じゃねぇよ」というお話(ホント)
「第21話 仲村城への侵入者」は「見たら買え!」というお話(ウソ)
「第22話 匠の技」は仲村さんがウッド調のインテリア家具に凝りだしたという話(ホント)
「第23話 涙を拭いたら、勇気満タン!」は、「オタクは感極まるとやたら物を叩く」というお話(ウソ)
「第24話 映画の楽しみ方」は、「オタクはテンションが上がると隣の人を叩く」というお話(ウソ)
「第25話 特殊撮影技術の継承者」は視点を変えることで、世界は広がるというお話(ホント)
「第26話 懐古怪人、襲来!」は「購買は選挙と同じなの!たかが一票されど一票!このお金が特撮の未来を支えるのよ!」っていうお話(ウソ)
「第27話 秘密基地から出勤!」は主人公のダミアンが「今は時代が違うんだよ!」と仲村さんに諭すお話(ホント?)
「第28話 面白いもの、みられますよ!」は、仲村さんが面白いものとは「こっ、これのことか…!」となる話(ホント)
「第29話 目障りなのよ!」は、おっかないキャラ北代さんとの直接対決の幕開けのお話です(ホント)
「トクサツガガガ」は今(18年5月時点)で単行本がもう12巻も発刊されているけっこうなロングセラー作品です。
なので、3巻なんてまだまだ全然これからなんですが、それぞれのお話のクオリティが高くここまで読んだだけでも「よくネタが尽きないなぁ」と感心することしきりです。
オタクあるあるの紹介や内輪ネタ(それはそれでもちろんネタとしてありますが)ばかりで一方向からの視点にとどまらず、特オタの視点、非オタの視点、大人の視点もあれば子供の視点から観たお話もあって、それらをすべて1話分使って丁寧に表現するので、物語が同じような感じになったり繰り返しでボリューム感が乏しくなったりシないのかなって思いました。
あと、「トクサツガガガ」の単行本は「あとがき」も本編に負けず劣らずおもしろいです。
これもよくDVDの特典にあったりする「メイキング」へのオマージュなんだろうと思いますが、制作秘話や作者の丹羽庭先生が「トクサツガガガ」に込める想いだったり、自虐ネタだったり、と泣いて笑ってみたいな感じがとってもいい感じですね。
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